運動が苦手なお子様に共通する“からだの使い方”とは?

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当クラブには、運動が得意なお子様もいれば、「あまり得意じゃないけど、運動神経がよくなりたい・足が速くなりたい!」という理由で入会いただくお子様もたくさんいます!

実は、運動が苦手なお子様にはある共通点があります。
それは――「体の使い方(=動きの感覚)」がまだつかめていないことです。

① 「動かし方を知らない」だけで、できないわけじゃない
多くのお子様は、「走り方」「跳び方」「投げ方」を“習ったことがない”状態です。
そのため、運動が苦手というよりも、身体のどの部位をどう動かせばいいか分からないのが本当の理由。
当クラブではレッスンの中で、遊びやゲームを通じて「身体の使い方の感覚」を育てています。

たとえば、
・ケンケン運動で“リズム感”を掴む
・片足バランスで身体の“重心”がどこかを知る
・スキップで“腕と脚の連動”を意識する
このようなシンプルな動きが、走る力の土台になります!

② 「感覚づくり」は、すべてのスポーツにつながる
陸上クラブと聞くと、「速く走る練習」だけをしていると思われがちですが、
実際はサッカーや野球、バスケットなど、他のスポーツにも通じる体づくりを行なっています!
たとえば、マーカーを使ったステップワークでは、方向転換のスピードバランス感覚を養い、
ラダーやスキップ運動ではリズム感足さばきを身につけます。
一見“遊び”のように見える動きも、体を自由にコントロールする感覚を育てる大切なトレーニングです。

特に小学生のうちは、「できた!」という成功体験よりも、
「こう動かすと気持ち良く身体が進む!」という身体感覚の発見が大切。
この感覚が身につくと、運動そのものが“楽しい!”と感じられるようになります。

③ 苦手を「得意」に変えるのは“自信”
レッスンの現場で感じるのは、
子どもたちは「できた!」よりも「褒められた!」で一気に変わるということです。
運動が苦手なお子様ほど、最初の一歩を踏み出す勇気が必要です。
だからこそ、私たちコーチは“できた瞬間”を逃さず伝えるようにしています。

「今のスキップ、リズムがすごくよかったよ!」
「さっきよりも前に進む力が出てる!」

小さな気づきの積み重ねが、自信を育て、
「やってみよう!」という前向きな気持ちにつながっていきます。

運動が苦手だからこそ、伸びしろがたくさんあります。
速くなることだけがゴールではなく、
「体を動かすって楽しい!」という感覚を育てていくことが、
これからの成長に一番大切なことです。

かなた陸上クラブでは、子ども一人ひとりの“ペース”と“個性”に合わせて、
体の使い方を丁寧に指導しています。

静岡県沼津市・三島市・函南町・清水町・長泉町・裾野市周辺で陸上教室をお探しの方は、かなた陸上クラブにぜひ一度体験にお越しください♪
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