沼津や三島エリアには、サッカー、水泳、体操、かけっこ教室など、さまざまな選択肢があります。
でも、いざ選ぼうとすると「何を基準にすればいいのか」が意外と難しい。月謝、通いやすさ、振替のしやすさ——もちろん大事な要素です。ただ、それだけで決めてしまうと、あとから「なんか違ったかも」となることもあります。
私自身、かつて陸上競技400m走の選手として日本代表を目指していた時期があります。
選手として「教わる側」だった経験と、指導者として「伝える側」になった今の視点、その両方から感じていることをお伝えします。
「すぐ速くなる」より大事なこと
かけっこ教室やスポーツ教室を探すとき、「短期間で足が速くなる」「運動会で1位を目指す」といった言葉に目が行きがちです。
私も現役時代、「結果がすべて」という環境で走っていました。だからこそ感じるのは、小学生の時期にその価値観を持ち込むことの危うさです。
発育発達の研究では、子どもの運動能力は直線的に伸びるものではなく、ある時期に急激に変化することがわかっています。それがいつ来るかは一人ひとり違う。だからこそ、今の時期に大切なのは「結果を出すこと」よりも「運動を嫌いにならないこと」ではないかと考えています。
当クラブでも、開設から10ヶ月で多くのお子さんにご入会いただきましたが、2026年1月14日時点で途中でやめた子はいません。これは私たちが「続けられること」を何より大事にしてきた結果だと思っています。
「教え方」より「関わり方」を見る
例えば体験教室に行くと、つい「どんな練習をしているか」に目が向きます。ドリルの種類、練習メニューの豊富さ、コーチの説明のわかりやすさ。どれも気になりますよね。
でも、少し視点を変えて「子どもがどんな表情をしているか」を見てみてください。
小学生年代の運動学習では、「自分で選んで動いた」という感覚が、技術の定着や意欲に大きく関わるとされています。指導現場でも、同じ練習をしていても「やらされている子」と「自分からやっている子」では、数ヶ月後の伸びがまったく違うと感じます。
正しいフォームを教え込むことより、「もう一回やりたい」と思える環境をつくること。指導者としては、そこに一番神経を使っています。
家庭で持っておきたい視点
保護者の方から「家でも何かさせたほうがいいですか?」と聞かれることがあります。
特別なトレーニングをする必要はありません。むしろ家庭でできる一番のサポートは、「結果を焦らず見守ること」だと思っています。
「今日どうだった?」と聞くとき、「速くなった?」「勝てた?」ではなく、「何が楽しかった?」と聞いてみる。たったそれだけで、子どもが運動に向き合う気持ちは変わってきます。
私自身、選手時代に「結果」だけを求められる苦しさを知っています。だからこそ、子どもたちには「過程を楽しめる力」を持ってほしい。それが、長く運動を続けていくための土台になると信じています。
最後に
スポーツ教室は「どこに通うか」だけでなく、「どんな時間を過ごすか」で価値が変わります。
かなた陸上クラブでは、スポーツ科学の知見を取り入れながらも、何より「運動を好きでいられること」を大切にしています。沼津・三島・長泉エリアで教室をお探しの方は、よろしければ一度体験にいらしてください!